le Soleil フラワー通信 名古屋

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Wild-Flower WonderLand vol.5

lily-of-the-valley

毎週日曜にお送りするWild-Flower WonderLand第5弾
『vol.5☆ スズラン』




The first day of May in France is " La Fete du Travail (Labor Day)".


May 1 is also" La Fete du Muguet", and the tradition is to give the ones you love a little bouquet of lily-of-the-valley, for good luck and to celebrate the arrival of spring.




フランスでは5月1日は「メーデー」です。
5月1日は「スズランの日」でもあります。
「英名で lily-of-the-valley リリー・オブ・ザ・バレー → 谷間に咲くユリ = すずらん」の小さなブーケを愛する人に渡すしきたりなのです。
それは幸運と春の訪れを祝うことなのです。
「lily-of-the-valley」なんて詩的な名前なんでしょう。

聖母マリアの涙”とも言われ、ヨーロッパで大切にされている花の一つです。
またブライダルではお国を問わず、花嫁に贈る花として有名です。
スズランは国産種(鈴蘭、君影草)とヨーロッパ原産種(ドイツスズラン)に分かれ、香りや園芸の世界では、花が大きく香りも強いドイツスズランが用いられます。

バラ、ジャスミンとならんで、三大フローラルノートと呼ばれるスズランはややグリーンを帯びた透明感のある香り。
キリリと爽やかなフレッシュフローラルは、多くの香水の調香に欠かせません。

ではスズランの香りはどのように作られているのでしょう?
バラやジャスミンは花から香りを抽出しますが、スズランは熱に弱く抽出が難しいため主に合成香料や自然香料の組み合わせによって香りを再現します。
スズランの香りを再現した香水の代表格は、クリスチャン・ディオールの「DIORISSIMOディオリッシモ」。
スズランを特に好んだディオールが、生涯最後にプロデュースした名香と言われています。
スズランをベースにイランイランやジャスミンの香りを加えて爽やかな甘さを表現しています。

そんな姿良し、香り良しのスズランですが…実は根や茎にコンバラトキシン(convallatoxin)という毒性を持っていることを 忘れてはなりません。
子どもが花瓶の水を飲んでしまったらたいへんです!